水は私達が生きていくのにもっとも理想的な物質です

はもっとも身近で馴染みやすいものですが、水ってどんなものかは意外に知らないことが多いものです
人間の体の約60%を構成する「水」について簡単にその性質についてまとめてみました

【水の優れた性質】
水は次のような優れた性質を持っているので、人間が生きていくのに理想的な物質です

@物を溶かし込む溶媒としての性質
人間が生きていく上で必要な栄養素などを溶かし込んで、体液(血液など)として全身の細胞に運んでくれます


A温度変化に影響されにくい性質
熱しにくく冷めにくい水の性質によって、寒いところでも暑いところでも人間の体温を一定に保つことが出来るわけです
このような性質は物理的には比熱(kJ/kg・K)と呼ばれ、水の場合には「4.2」で、他の物質では、エタノール「2.4」、ベンジン「1.7」です

Bすぐに熱を奪う熱伝導率
熱が伝わりやすいため、運動をして体の中の細胞が発熱しても、すばやく熱を吸収することが出来ます
また、やけどをした時やゆでた麺類を冷ますのにも水を使うことで効率的に冷やすことが出来ます
このような物質の中の熱の伝わりやすさは物理的には熱伝導率(W/m・K)とよばれ、水の場合には「0.59」、エタノールが「0.18」空気は「0.022」になります
身の回りの感覚でもお分かりのように一般的に金属類は熱伝導率が高く、銅は「398」と高いので銅のフライパンや鍋が利用されるというわけです


C不要なものを流す浄化力
水は不要なものや有害物質も溶かし込んでくれます
そのため、体内で生じる老廃物や人体に有害な物質を体の外に排出することが出来ます
水は様々なものを浄化することが出来ます


D固まりにくい融解熱
水は物質の中でも固まりにくい性質を持っています
そのため、気温がマイナスになるような寒い場所でも、体が凍ることはないわけです
1 molの物質を融解するために必要な熱量を融解熱といいます
水の融解熱(kJ/kg)は「335(0℃)」と高く、鉄「25.1(1530℃)」、液体窒素「25.7(-210℃)」
と飛びぬけており、固体(氷)は溶けにくく、液体(水)は固まりにくいと言うことになります
※()内は各融点を示します


E温度を下げる気化熱
暑い時に汗をかいたり、暑い日に打ち水をするのは、水が液体から気体に変化する時の水の気化熱という性質を利用したものです
この水の大きな気化熱により体温を下げることができます
水の気化熱(kJ/kg)は「2250(100℃)」と大きく、エタノール「393(80.3℃)」、エーテル「327(34.5℃)」、液体窒素「199(-195.8℃)」となっています
※()内は各沸点を示します

posted by 修行中の水のソムリエ at 10:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水の性質 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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